satoikuのブログ

海外と日本を行き来する語学書籍作家が、海外生活や国際結婚の面白さと語学学習のポイントを紹介します!!

台湾への語学留学の期間は、正直どのくらいしたらいいのか?どのくらい勉強したら、しっかりと中国語力がつくかを考えてみた。

      皆さんこんにちは台湾と日本を行ったり来たりしているいく老師です。

     さて今日は皆さんにどれくらい留学をしたら中国語は上手になるかということを話したいと思います。

 

    私は昔台湾の師範大学という台湾で中国語留学と言えばここという語学学校で中国語を勉強していました。そこで、たくさんの日本人の同級生たちの状態を見てきましたので、だいたいどれくらいの期間の人たちがものになっていったのかというのがわかります。

 

 すぐに帰るのでは意味がない

 留学してから、三ヶ月ほどですぐに帰ってしまうという人も居ましたが、 ただせっかく留学をするのであれば…もうちょっと…と傍目から見ても思ってしまいます。

 やっと中語が上手になってきたときに日本に戻ってしまってはもったいありません

さてでは私が思う留学期間に最低は必要だというのはどれくらいの期間でしょうか?

 

レベルの違うたくさんの留学生を見てきた僕が思うちょうどいい期間とは?

 もしあなたが仕事でも使える程度のしっかりとした中国語力を手に入れたいのであれば…ズバリ最低2年間です!!

(これはゼロから勉強を始めたということを想定しています)

正直言って半年だけでは中国語の能力はそんなに伸びはしません。1年間でも短すぎます。

 

 やはりしっかりと中国語の能力を伸ばしたいのであれば2年間は必要です。何故かというと中国語には4声があります。発音する際に注意しなければいけないアクセント。

 これが曲者で、半年や一年間ちょっと頑張ったくらいでは、慣れていくことができません。最初の頃は文法のことを考えてしまってそれどころではないからです。

 

もちろん個人差はありますよ。

 もしあなたが毎日「言語交換」をしたり、毎日日記を書いたりして、さらに他の日本人と日本語を話すことを完全にやめたなら話は別です。本気で頑張れば、2年間を1年半くらいには縮めることはできるでしょう。

 

ようは本気度です。

 

 僕はお金がなく余裕がなかったので…授業が終わった後は毎日毎日中国語の勉強だけをしていました。日本人の友達もほぼゼロ。その人たちとも、中国語ばかり話していました。必死でそうしなければ、自分の定めた期間内に目標のレベルまでいけなかったので、もう必死でがんばりました。

 

2年とは言いましたが

 実はそこからが本当のスタートだと思います。7年目の今でも、なかなか表現するのが難しい言葉もありますからね。仕事にするならどこまでも勉強勉強です。