僕がどのようにして中国語の能力をあげたのか。現在日本人一人だけの会社で編集長になった僕が語学力アップについて語る。
どうも台湾生活7年目のいく老師です。
みなさん、語学力を上げるにはどうしたらいいかわかりますか。
僕は正直、日本にいるときにはわかりませんでした。
日本で学んだ英語
僕は皆さんと同じく中学校高校大学と英語の授業がありました。
かっこよく外国人と話す自分に憧れて、英語塾に通った時もありました。
でも、僕の今の英語能力は超ゼロです。
もうゼロ、あのよくわからないなんたら動詞とか、
魔導師とか、修道士とか全然わかりません。
でも中国語は超級です。
僕は22歳を過ぎてから、中国語を初めて習いました。
全くわからない超ゼロレベルから始めましたが、
今では日本人僕1人の400人規模の会社で
海外事業部と、編集長を任されています。
中国語で漫画を出版したり、テレビ出演、ラジオ出演など、
じゃんじゃん活動しています。
才能ではありません。
よく才能があるね。とか、いくはすごいな〜とか才能があっていいね〜とかその時の同級生から言われましたが、才能なんてものは一切ありません。もし才能があったら、上手になりたかった英語はもっととっくにできているでしょう。
僕はもともと細かく考えたり、ノートにメモをとったりも苦手です。勉強大嫌いです。それでも中国語は他の学生の何倍も早いスピードで上手になりました。
僕が語学力をあげた唯一の方法それは努力です。
おおい!!!!メソッドをしりたかったのにそれかよ!!と思われるかもしれません。しかし、事実なのですから仕方がありません。
正直、メソッドなんてものは必要ないような気がします。メソッドなんて読んでいる人は、その時間に努力したら、確実に上手くなるのに…と思います。
僕は中国語を勉強する時に、特に誰の学習方法を読んだとか、そう言ったことはありませんでした。とにかく、何時間も何時間も取り憑かれたように読んで、書いて、話していました。
とにかく必死でした。
どうして必死だったのか?お金がなかったからです。僕は自分のアルバイトで稼いだお金で台湾に来て、必死に、それこそ死に物狂いで勉強しました。金が無くなる前に職を得る必要がありましたから。
語学学校のカリキュラムは、一般学生に向けて作られています。
それは本当にお金がない、死にもの狂いの人間にむけては作られていません。
そんな学生少ないしね。
だから、緊張感のない学生や、駐在員さんの奥さんとかはカリキュラムに合わせてゆっくりゆっくりと学んでいくのです。まぁ、なるべく学生さんを早い段階でレベルアップさせないほうが、学校としてはお金が稼げるでしょう。
そんな学んでいる風の時間をゆっくり楽しむのも素敵なことでしょう。
これは日本の学校教育にも当てはまります。学んでいる風なのです。
そういう人たちの必死さはゼロです。
ただ、僕にはそんな余裕はありませんでした。
とにかく、飛び級をしなければ、お金が続かない、飛び級をしなければ、1年以内に中国語をマスターすることができない…そう思った僕は、台湾の師範大学の語学学校で合計で3回の飛び級をしていました。
ええ、横目で学習環境セレブ達を見ながらです。
同級生はものすごい、のんびりと授業をして、授業が終わったら日本語を話し出したりしていました。ええ、僕もそうしたかったです。ゆっくり、のんびり勉強したかったです。苦しかったなぁ…と思います。
そして飛び級をすれば、周りには知り合いがいなくなります。どうせなら知り合いとか作りながらゆっくり勉強したかったです。
でも、そんなことをする時間的、金銭的余裕はなかったため、いつもライバルは2レベル上の学生でした。そうして、努力して努力していたら、こんなに中国語が上手になっていました。
後悔はしていません。努力して、努力して、努力した今きちんと結果がでているのだから、機会にめぐまれるようになっているのだから。