satoikuのブログ

海外と日本を行き来する語学書籍作家が、海外生活や国際結婚の面白さと語学学習のポイントを紹介します!!

【中国語翻訳について】翻訳を頼まれた時に気をつけることと準備

どうもっ、台湾と日本を行ったり来たりのいくです。

今日は語学を勉強している人なら、一度は頼まれる翻訳について話したいと思います。

 

どこからともなく来る翻訳のお仕事

 中級〜上級になってくると、どこからともなく翻訳のお仕事の機会がやってきます。

「あの…会社の資料なんですけど翻訳頼めませんか?」とか、「この漫画を◯◯語に翻訳してください!」みたいなことがよくありあす。さてさて、そんな時僕がどうしているのかを簡単にご紹介します。

 

まずはどんな内容かを確認

 実際どんな内容かがわからない限り、ハイもイイエも言えません。

まずは以下のことを聞きましょう。

 

・ジャンル

 「ネットショップ」「漫画」「ビジネス」「医療」「法律」「ゲーム」…ジャンルは本当に数限りなくあります。そして、自分の得意な分野と得意でない分野もあるはずですので、まず最初にどんなジャンルのものなのか、そしてできれば先に原文を見せてもらうのがいいと思います。

・文字量

 私は翻訳以外にも仕事がありますので、文字量も気になるところ、文字数が多すぎて締め切り内に終わらせることができなそうであれば良くありません。しかし、あまりにも少ないのであれば条件によっては仕事として受ける価値があるのかも考えなければなりません。

・締め切り

 これにつきます。ときどきものすごいことを言ってくる依頼主がいます…明日の朝までになんとか…とか、深夜2時くらいまででなんとかなりませんか?…いやっそれは僕に寝るなと言っているんですか(実際そうです)?

・キャラ設定

 漫画であればわかりやすいですよね。勇者キャラ?かわいいキャラ?ツンデレなど、そのキャラ設定がわからなければめちゃくちゃなことになります。もし、1冊目はもう別の人が翻訳していて、2冊目をお願いされたなんて時には、相当注意しなければなりません。

 

資料集め

 もし引き受けたなら、次に類似する内容の資料を大量に集めます。これは集められるだけしらみつぶしに集めていきましょう。その集めた量でスピードとクオリティが決まります。経験がもしあまりないのであれば、このステップが何よりも重要になります。

 

翻訳は最高の語学学習

 翻訳をすることは最高の練習になりますから、多少大変でも受けてみることをお勧めします。やったことがなくても、はじめの一本目を受けてしまえば、「やったことがある」に変わりますから。そして、翻訳は一度受ければ、その依頼主やその依頼主の友達から次の仕事を紹介してもらえる可能性が高くなります。どんどんとやってみましょう。