satoikuのブログ

海外と日本を行き来する語学書籍作家が、海外生活や国際結婚の面白さと語学学習のポイントを紹介します!!

(イラストのススメ 前半)絵を描き続けて3年…私の周りで起きた変化。描き始めた頃には全く考えもできない自分になれました。

  •  みなさんこんにちは、台湾毎日イラストと漫画を描いて生活しています。

いくです。台湾の7月は本当に…暑い。焦げそうになるくらいの太陽が体の体力を奪っていきます。みなさん、熱中症には気をつけて、こまめな水分補給をしてくださいね。

 

イラストを描いて3年目です。

 さて、僕は今年の2月に初めてのコミックエッセイを台湾で出版しましたが、実は真剣にイラストを描き始めて3年目です。そして、最近本当に嬉しいことがありました。それは、出版社のチーフデザイナーに、「イラストがいい感じに上手になったね…」と初めて褒められたんです。その人は職人気質の人で、なかなか人を褒めないことで有名な人でした…いやぁ、嬉しかった

 

無理やりに始めたイラストレーター

 真剣にイラストを描き始めてから、3年私の周りで起きた変化を描きたいと思います。始める前私は特に絵を描く専門でもなんでもありませんでした。ただの語学教師、そして語学書を書く作家でした。

 

しかし気がついてしまったんです 

 気がついてしまったんです。語学書って…面白みがないなって。ほとんどのものが学習者の言語レベルを上げるために書いているものですから、面白みをだすってことって難しいと思います。でも、なんだかページを開いても、文字ばかり…もしくはイラストがあっても、それは正確性を維持するため、全くハッチャケていない内容…。要は説明書なんですよね。

 

またまた気がついてしまったんです

 みなさん、説明書って読みます?読まないですよね。僕はほとんど説明書ってよんだことないんですよね。だから…その時僕は語学教材の限界を感じてしまいました。面白い内容で進むことって、僕のしっている従来の方法では難しいんです。いろいろな本がでていますが、金太郎飴のような面白げがない本ばかり…ということで、思い立ちました。

 

じゃあ、自分で楽しくすればいいじゃんっ。

 そこからです。本気でイラストと漫画も頑張って、面白いって少しでも思ってもらえるようなコンテンツを作りたいと思ったのは。もう説明書は作っても、意味ないな…っていうか、そういう本はいってしまえば飽和状態なので限界だろうなと。さぁっ、ここからです。僕の苦行が始まったのは。

 

はじめは周りには笑われます。

 はじめたばかりのころは、周りにめっちゃ辛いことばかりいわれました。「いやっ、君は自分の専門を進めたほうがいい。イラストなんて他の人にかかせればいい」とか、「趣味でがんばっているんでしょう?」とか。僕が本気で始めたとは誰も思ってはくれませんでした。

 

でも、他の人が笑えないくらい必死に続けました。

 毎日、毎日…描き続けました。朝起きて、昼も、夜も休みの日も…なんでこんなに苦しいことをしなきゃいけないんだ…みんなは何にも考えないで遊んでいるのに…結婚したばかりなのに…と描きながら泣いていました。

 

後半に続く