台湾の現状は結構日本と似ている。転職バンバンでお仕事環境混乱気味ですけど、これってどうなんかなぁ。と切に思う
どうも〜いく老師です。台湾日本を行ったり来たりでもう7年目です。
南の国のほうが暑いって?いやいや東京もなかなかのもんですよ。
どっちにいっても暑くってもう大変です。心が折れ…てますねもう。
さてっ、今日はお仕事についてちょっと話したいと思います。
台湾のお仕事事情はなかなか面白い状況です。
台湾はバンバンと転職ができます。ですが…
台湾人は結構ポンポンと転職をします。会社で面接担当もしていたりしているので、毎日かなりの量の履歴書を見ますが、うーん、かなり経歴がめっちゃくちゃな人もいますね。コンビニからの、デパートからの営業からの…みたいな。むちゃくちゃやないかいっ!とパソコンに突っ込む僕。
しょうじきパニクってる感がありますね。
でも、今の転職ってどうなんろうなぁと思います。だって台湾全体が不況じゃん今。
場所を変えるだけじゃ変わらないと思うんです。方法と発想を変えていかないと…苦しい環境Aから苦しい環境Bに転職してもあんまり結果的には変わらないのではと思うんです。
学生さん意気消沈気味
先日台湾の大学に講演に行った時、学生と話す機会があったのですが、まぁ…やっぱり不安なようですね。彼は「これからまずは海外に行って、語学力をあげてこうかな…」と言っていました。いやっ、君しっかりしてるじゃないか。
でも、戻ってきてもお給料が安いからどうしようかなぁ…と。
あらら、やっぱりそうなるのね。みんなネガティブパワー全開だなおい。
しゃきっとせい!(猪木ビンタパーン!)
まぁ、若者が不安になるのは超わかる。
前回も少し話しましたが台湾は現在不況も不況です。台北の家の値段は余裕で5000万円を超えるのに、お給料は今も20年前から変わっていません。日本円で6万円〜9万円程度がほとんどです。家を買うなんて…普通の就職では、普通の感覚ではまず無理。超むずい無理ゲーです(個人的には攻略法がないゲームとは思ってないけど)。
台湾の年配の方の中には持ち家の方が多くて、家賃収入でウハウハなんて人も多いです。でもそれは、数十年前は家の値段が3分の1、4分の1だったからです。ちょいと頑張れば買えちゃう時代なわけです。ちょっと日本と似ていますよね。イケイケドンドン世代と、その時代を知らない日本で生まれた僕を含めたこれからの人たち。
でもさぁ、諦めんの早すぎじゃない?
誰もどうしたらいいか教えてくれないから諦めるってどうなのさ…
いや、そもそもみんなが意気消沈している今がチャンスでしょ。
日本も台湾も今は時代のターニングポイント
こんな時代でたくさんの人が不安になったり、目の前が真っ暗になるのはわかりますが、「努力しても…」と肩を落として話す20代前半の台湾人ニュージェネたちを見て、なんかちょっと不安になりました。おいっ、何をしょぼくれてんだと。
今は今まで通りのことをしても、ダメだってわかっているのに今まで通りだけの努力をするのはあかん。やり方を変えて、発想を変えて新しいことに挑戦しつづけないと、光は見えてこないと思うわけです。諦める前に飛び出して、一緒にがんばってみようよぅ。探そうよ方法。