【語学学習法】残念ながら、語学学習は◯◯だという事実

　どうもっ、みなさん今日も語学学習をがんばっていますか。さてさて、今日はちょっと残念なことをお伝えしなければなりません。私は今、語学書籍専門で作家をしながら、大学や塾、企業で日本語を教えています。自分自身でも語学を学び、教えてきてわかったことがあるのですが…

語学学習は「すべり台」なのです

　そうっ、あの子供の時にみんなが好きだったあの公園のアレです。ほらっ、思い出してください、何度も何度も登って、ピューっと滑り降りるあれですって！ほらっ、よっこいしょっと登ってわーーーーいっ！

（えっ、もうすべり台の説明はいらないですか？）　

すべり台はまず登りますよね。

　ちょっと考えてみてください…滑り台…登るのは結構苦しいですよね。汗をかきながら、精一杯登ります。階段を登って、登って登って…。うん、なかなか大変ですよね。汗もかくでしょう。太ももだって明日筋肉痛になるかもしれません。これは語学を学ぶ過程によく似ています。単語の量が多いな…とか、文型こんなに勉強しなくちゃいけないのか…とか、成長にはとにかく時間がかかります。

でも滑り落ちるのむちゃくちゃ速っ！

　そうここがポイント、すべり台って降りる時すごいスピードなんですよね。あの登った時にした苦労に比べると…おいおい降りるのこんなに速いんか！と…。あれだけ並んでこんなスピードで落ちちゃうのか…と。そうこれが言語学習の現実なわけです。ちょっと休んだり、使わないでいいたりすると急降下します。

いやっ、言語学習だけでなく、いつも能力を取得する過程って、きっとこういうものですよね？その技術を手に入れるまでがすごい時間がかかるけど…ちょっと、やってないとすぐに腕が鈍ってしまう。

学校や塾の一週間２時間「だけ」で語学をマスターするなんて無理

　だから思い切って言います。辛いですがはっきり言います。学校や塾で１週間に数時間しか勉強をしていないあなた…何もしなければ三日後にはほぼ地面ギリギリまで滑り落ちてますよ（泣）毎週ほぼゼロに戻っているんです。

寿司職人に週２時間の訓練でなれると思いますか？

　あなたの一人の友達が「俺寿司職人になりたいんだ！」と言ったとします。そりゃあ応援したいですよね（もしかしたら安くうまい寿司が食べられるようになるかもだし…）？でも、彼は一週間に２時間しか練習をしていないとします…。無理でしょう！！！そんな人の寿司食べたくないでしょう！？何もわからない素人でも寿司をなめるなぁって感じますよね。 

いい寿司職人になるために！

　あっ違った！語学をマスターするためにです……！！わかりますよね？一つの言語をマスターするには日々の訓練が欠かせません。すべり台を滑り落ちる前に、なんとかして上に登っていかなければならないのです。朝起きて練習、昼も、トイレでも練習…そうしたらかならず上手になることができます。さてっ、日々努力をして確実に上手になりましょう。